オプトライドプログラム
ホイールとタイヤの最適な位置を捜し、
その場所に合わせたバランス調整を正確に行います。
![イメージ](../img/wheel/img01.jpg)
オプトライドプログラムとは?
当社が誇るホフマン社のバランサーには「オプトライドプログラム」という機能 がついています。
これは一言で言えば、「ホイールとタイヤの最適な位置を捜し、その場所に合わせ てバランス調整する」機能です。 ホイールとタイヤのそれぞれの重心を、最適に組み合わせるようにコンピューター が計算、その組み合わせ位置を分かりやすく表示してくれます。
![オプトライドプログラムとは](../img/wheel/img04.jpg)
![オプトライドプログラムとは](../img/wheel/img03.jpg)
ホイールとタイヤのそれぞれの重心を、最適に組み合わせるように
コンピューターが計算、その組み合わせ位置をわかりやすく表示してくれます。
オプトライドプログラム作業の流れ
![1](../img/wheel/step01.jpg)
ホイルをバランサーにセットしスタートボタンを押す
![イメージ](../img/wheel/img05.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img06.jpg)
![2](../img/wheel/step02.jpg)
バルブ位置をシャフト真上に正確にセット
![イメージ](../img/wheel/img07.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img08.jpg)
![3](../img/wheel/step03.jpg)
ホイル単体のみバランス測定します(1回目の測定)
![イメージ](../img/wheel/img09.jpg)
![4](../img/wheel/step04.jpg)
タイヤをホイルに装着、規定の空気圧にします。
![イメージ](../img/wheel/img11.jpg)
![5](../img/wheel/step05.jpg)
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
![イメージ](../img/wheel/img12.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img13.jpg)
手で回してバルブ位置をシャフト真上に正確にセットしOPボタンを押します。
![6](../img/wheel/step06.jpg)
タイヤ・ホイルのバランス測定します(2回目の測定)
![イメージ](../img/wheel/img14.jpg)
![7](../img/wheel/step07.jpg)
シャフトの真上にセットしチョークで1本線をタイヤに印ます。
![イメージ](../img/wheel/img16.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img17.jpg)
![8](../img/wheel/step08.jpg)
タイヤの位置を180度ずらします。
![イメージ](../img/wheel/img18.jpg)
![9](../img/wheel/step09.jpg)
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
![イメージ](../img/wheel/img19.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img20.jpg)
![10](../img/wheel/step10.jpg)
タイヤホイルのバランス測定します(3回目の測定)
![イメージ](../img/wheel/img21.jpg)
![11](../img/wheel/step11.jpg)
チョークで2本線をタイヤに印ます。
![イメージ](../img/wheel/img32.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img23.jpg)
![12](../img/wheel/step12.jpg)
タイヤに印された2本線の部分がバルブ位置に来るようにします。
![イメージ](../img/wheel/img25.jpg)
![13](../img/wheel/step13.jpg)
タイヤ・ホイルをバランサーにセットします。
![イメージ](../img/wheel/img26.jpg)
![14](../img/wheel/step14.jpg)
タイヤ・ホイルのバランスを測定します(4回目の測定)
![イメージ](../img/wheel/img29.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img27.jpg)
![15](../img/wheel/step15.jpg)
バランスウェイトを貼付後もう一度測定。
![イメージ](../img/wheel/img29.jpg)
![イメージ](../img/wheel/img30.jpg)
オプトライドプログラムの作業料金
弊社でタイヤ購入頂いた方のみに提供する、新品タイヤ へ交換作業する際の、 有償での追加サービスです。
サイズ | 数 | 金額(税込) |
---|---|---|
10~15インチ | 1本 | 3,500円 |
16~18インチ | 1本 | 4,000円 |
19~20インチ | 1本 | 4,500円 |
21インチ以上 | 1本 | 5,000円 |
・ホイルの形状・タイヤの種類・タイヤサイズによっては「オプトライドプログラム」が実施出来ない場合もあります。
・また「オプトライドプログラム」実施したからといって、ハンドル振れを含む全ての問題が解決するとは限りません。あくまでも、そのホイルとそのタイヤとのベストマッチングを追求する機能です。
オプトライドプログラムの説明 ホフマンジャパン社 竹内氏
皆様こんにちは、ホフマンジャパンの竹内です。
「オプトライドプログラム」について説明いたします。
「オプトライドプログラム」は、ホイールのバランス測定結果に基づいてタイヤとリム を互いに振れを打ち消すような最適な位置(タイヤの回転状態が最も良好となる位置)に組み合わせるための機能です。このオプトライドの作業は、ホイルのラジアル方向とラテラル方向のランナウト及びフォースバリエーションを減らし、結果としてバランスウエイトの量も減少させることもできます。
![代表取締役柿添社長三ツ元氏 竹内氏](../img/wheel/img31.jpg)
代表取締役柿添社長三ツ元氏 竹内氏
ホフマンジャパン社にて撮影(2009年3月)
まず、ホイル単体のみのバランス測定(1回目の測定)、これでそのホイル単体のアンバランスをバランサーに認識させます。
タイヤを組んでのバランス測定(2回目の測定)で先ほどのタイヤ単体の測定とどれだけアンバランスの量が変化したか、しなかったかをバランサーが認識します。
※ご注意
「オプトライド」と「ミニマイゼーション」とは違います!
この「オプトライドプログラム」に似たような位相合わせは随分以前からされていました。
例えばホイル単体で測定し、表示されたアンバランスに修正のバランスウェイトを付けて0g合わせにします。ウェイトの位置によってそのホイルの軽い部分重い部分がわかります。
次にタイヤを組んでタイヤホイルで測定。それで 表示されるアンバランスはタイヤ単体のアンバランスだと判断します(なぜならホイルは0g合わせしているので)。
ウェイトの位置によってそのタイヤの軽い部分重い部分がわかります。そしてタイヤをズラしタイヤの重い部分をホイルの軽い部分を合わせます。このようにしてもう一度バランスを取るとタイヤとホ イルの重い部分軽い部分が相殺されて修正のためのバランスウェイト量は少なくて済みます。このような作業を我々は「ミニマイゼーション」と読んでます。つまりバランスウェイトの最小化です。
リムにあるアンバランス(重い部分)の位 置とタイヤにあるアンバランス(重い部分)の位置を反対に組合わせることで、各々のアンバランスが互いに打ち消し合い、バランスウエイトをできるだけ小さくすることができます。
「ミニマイゼーション」と「オプトライド」は別物だとご理解下さい。どちらが良いとか優れているとかではなく別物です。