タイヤインプレッション

ポテンザS007A+スバル・レガシィGT(BP5E型)

2020.01.06
車種
スバル・レガシィGT(BP5E型)
新規購入タイヤ
ブリヂストン・ポテンザS007A
交換前タイヤ
ブリヂストン・ポテンザS007A

購入の動機

前のタイヤ(S007A)を装着して10.000 ㎞程しか走行していませんでしたが、タイヤの1本が修復不可能のパンクになり、レガシーがフルタイム4WDであることから、泣く泣くS007Aを4本新品交換することになりました。4WD乗りの悲劇です。

選択理由

私が物を購入する場合に拘る条件の第一は、「日本製」であることです。そのことを前提に、メーカーのポリシーや使用材料等を考慮し、購入する商品のメーカーを決めます。そして実際に使用して良いと感じれば、そのメーカーのリピーターになることが多いです。

例えば、バッグ類は「PORTER(吉田カバン)」、タイヤなら「BS]です。しかし、今の世の中、中国製や韓国製、ベトナム製やマレーシア製等、外国製の物の方が多い状況で、どうして「日本製」に拘るのかと言うと…、私は製品の良し悪しはその製品を作る人の「人間性」に左右されると思っているからです。確かに製造過程の近代化によって、どこの国で作っても同じ機械が作るのなら同じ製品ができるのかも知れません。しかし、機械を動かすのも製品の最終チェックをするのも「人」です。製品の良し悪しを決めるのは、やはり「人」だと思うのです。「人間性」だと思うのです。そこに思いがいくと色々な報道で見られる中国や韓国をはじめとした大陸国の人々の国民性と、島国日本の日本人の国民性には、大きな違いがあることを感じます。

しかし、私は大陸国の国民は人間性が劣り、島国日本の国民性が優れていると言っているわけではありません。この国民性の違いは大陸国と島国という違いに起因していて、つまり、大陸国は常に国土の奪い合いを繰り返してきたという歴史的事情があり、日本は島国であるがために他国からの侵入が無い時代が長かったという歴史的事情があったことから、国民性が違ってきたのだと思うのです。

ですのでこの国民性の違いは歴史が生んだ産物で仕方がないことであり必然的な結果と言えるでしょうし、同時にそれぞれの国民性はそれぞれの国の事情にマッチしていると言えるかも知れません。しかし、私は歴史の結果とは言え、日本人の勤勉で我慢強く、筋を通すことを重んじる(武士道精神?)「国民性」は、良い物を作ることに適していると思うのです。そして、「日本製」の製品が世界的にも価値が高いものになっていることが、その証ではないでしょうか。
 
長々となってしまいましたが、だから私は「日本製」に拘り、タイヤは「ブリヂストン]と決めています(ブリヂストンでもネクストリー等のベーシックなタイヤには海外製がありますが、そのような製品を私は買いません)。そして、レガシーのキャラクター(出力、足回り、用途等)にマッチして、かつ、最もハイグレードのタイヤとして、S007Aを選択したわけです。

このタイヤの感想

レガシーにおけるタイヤ履歴は、
 BS 050(OEM)
→BS 050(アフターマーケット)
→BS S001
→BS S001
→BS S007A
→BS S007A
→BS S007A(今回)

先付の050(OEM)以外は、全てオプトライドでバランス調整、ホイールはスバル純正品です。全てBS製のタイヤです(BSさん、私をVIP扱いして特割や会社に招待とかしてください!)。

その中での感想しか言えませんが、S007Aについては、他の050、S001とは明らかな違いが1つあります。それは「静粛性」です。S001からS007Aに履き替えて博多の街を走り出した時、すぐに「えッ? 全然静かだ! レグノ(以前オデッセイで履いてました)と変わらん!」と思わず口に出してしまいました。ポテンザ史上、最も静かなタイヤではないでしょうか?

RE86、
RE71、
050、
001、
007
しか履いたことないですが、少なくともその中では最も静かです。ただし、これは路面が比較的きれいな場合の音、つまりタイヤからのパターンノイズについてで、路面が荒れているときはそれなりです。

グリップ力については、050、001、007の最近の3つのポテンザでは、大きな違いを感じませんでした。それは、私のレガシーの足回りがノーマルあることと、私が限界まで攻め込める技術の持ち主ではないからだと思います。上のポテンザ履歴では、かつてシビックSi(EF3)に履かせていたRE71が最も強烈なグリップ力だったと記憶しています。

乗り心地は、レガシーが距離を走っている(234000㎞)ために、色々と疲れているのでしょう。特に良い乗り心地だとは感じませんが、2セット目のS007Aの時に、窒素だからと補充をさぼっていて圧がかなり下がっていた時(それでも十分走れる圧ではありましたが、通常かなり高めにしてるので)は、荒れた路面でのショック吸収に柔軟性がみられました。タイヤの内圧によって乗り心地が変わり易いタイヤなのだと思います。(でもXL規格だから高めに入れる必要があるのですが…)

タイヤの長持ち度については、走る道路環境について全く違うと思います。私の走行環境は、通勤が片道27㎞でカーブやアップダウンが多いのですが、信号がほとんど無く片道35分程で職場に到着します(どのような走り方になるかは平均スピードを計算されて御想像ください)。ちなみに最初はカップホルダーにコーヒーを入れて走っていましたが、職場到着までにほとんど減らない(カーブが多くMTなので)ので止めました。

エンジンにとってはとても快適だけどタイヤにとってはかなり過酷な走行環境ですが、最低30000㎞は持つようです。ただし、タイヤの外側ショルダーが先行して摩耗していき、ショルダーだけが「これはもうやばいか…」という状態になって、中央部の溝はまだ大丈夫という状態で交換となるのが残念です。

以上です。今後、サーキット走行用に「71R」を購入しようかと悩んでいますが、石橋タイヤさんには、是非、私をVIP顧客として認定していただき、格安にてタイヤを売っていただければ助かります。

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