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  2009.11.16
車種 フォルクスワーゲン ポロGTI
新規購入タイヤ ミシュラン・パイロットプレセダPP2 195/50R16
購入前タイヤ コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト2(略称CSC2)205/45R16
購入動機 走行距離が4万km近くなり、摩耗してきたため。
選択理由1 CSC2は、新品の時から乗り心地が固いと感じていたため、もう少し柔らかいものがいいと思った。
選択理由2 205/45R16のドライグリップは、(自分の技量からは)必要以上であったため、次はタイヤ幅を落として、燃費向上を狙ってみた。
購入場所 愛知県の○○タイヤさん。
購入金額 9万円弱
 

お世話さまです。いつもホームページを拝見しております。

当初の候補は、
1.ミシュラン・プレセダPP2 (205/45-16)
2.ミシュラン・プレセダ PP2 (195/50-16)
3.ミシュラン・パイロットプライマシー (195/50-16)
4.コンチ・スポーツコンクト2(205/45-16)
この中で、4本で10万を超えてしまう3と4が最初に却下となり、選択理由で述べたことを基に、PP2 (195/50-16)となりました。

実は購入前(かなり前ですが)、メールで御相談させていただいたところ、村上様よりパイロットプライマシー(195/50-16)を進められておりました。高価なことで候補から外れました。

が、PP2を使用した結果からは、ポロGTIにはプライマシーの方がよかったかなと思っています。

PP2 (195/50-16)のインプレッション(3000km走行後):
1.
乗り心地は、新品のSC2より柔らかくなりました。むしろ高速道路ではホンの僅かですが、ポヨンポヨンとした感じ(ダンピング不足)がありました。真円度は、CSC2よりいいです。綺麗な路面では、スーと走ります。但し、重量/走行抵抗はそれほど軽くなく、惰性走行で距離が伸びるような感じはありません。

2.
ドライグリップ/ウェットグリップはCSC2と同等と思います。しかしハンドルの切り初めのレスポンスは、ややダルいです。

3.
燃費は、生データではほぼ同じ。タイヤ直径を補正すると補正分だけよくなります。(誤差の範囲とも言えます。)

4.
結果として、GTIがフツーのポロに近づいてしまいました。性能が落ちたわけではなく、狙う方向が違ってしまった(行き過ぎてしまった)感じです。そこで冒頭の「プライマシーのほうがよかったかな」となるわけです。

蛇足1:今回のサイズのPP2はタイ製(他のサイズは日本製のものもあるそうです)でした。PP2の設計は日本、主な向け先はアジアと言うことで、狙っている常用高速域が、欧州設計のものより低いのでは?と思いました。

蛇足2:今回のインプレッションは、3000kmを経過するまでUPしませんでした。それは、1000kmぐらいまでタイヤのコンデションが安定しなかったためです。多くのタイヤが、一皮向けるまで本来の性能を発揮していないと思います。それにもかかわらず、装着後すぐのインプレッションのUPで終わっている方がおられるのが残念です。ぜひ安定期に入った(本来の性能を発揮している)状態のインプレッションを追加でUPしていただきたいものです。いわんや、初期性能が悪いからと、そのタイヤをすぐ交換されたインプレッションを拝見したときは、もったいないと感じました。

以上、長々と書きましたが、決定的に悪いところはありません。それがミシュランだと思います。それでは失礼致します。

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