東京のAZAと申します。
村上タイヤさんのサイトはいつも参考にさせていただき、また友人・知人に紹介して
好評なんですよ。
さて、今回はダンロップのル・マンLM703のインプレッションとなります。
純正15インチから17インチへのインチアップに伴いタイヤを検討してみました。
選択基準は以下のとおりです。
・そこそこのお値段
・そこそこのグリップ&操舵感
・ロードノイズは絶対低減!
本当ならブリヂストン・レグノGR9000が欲しかったんですけど、なかなかお高い。
それに重量級サルーンより軽いアクセラに向いてるかもイマイチ不明。
ヨコハマのDNA-dBは手頃ですし絶対静かになりそうですが、サイトで検索する
と「操舵感がグニュグニュと鈍い」とのインプレッションなどもありました。
そこでこのル・マンLM703となりました。
装着した感想ですが、
ロードノイズ等は確かに軽減されました。
このアクセラという車は、もともとがそれほどロードノイズの対策をされて無い車な
ので、「シャー」という高音域の音がとても煩かったんです。
でもル・マンLM703を装着後(走行距離200kmくらいから)は若干ですが改善され、高速道路はもとよ
り、市街地などで40〜50km/hの速度域でも効果が分かります。
体感はもとより他の方のインプレッションにもあった「オーディオのボリュームが1
つ下げられた」ので間違い無いかと。
この辺は従来のル・マン(LM702やそれ以前)とタイヤパターンは似ているものの、やはり色々研究されて
るんでしょうね。
また、荒れた路面や、高速道路の継ぎ目を越えた時の音ですが、若干角が取れた感じ
になりました。
極端に言えば、今まで「ダンッ!」と越えてたのが、「タンッ!」て感じでしょう
か。思ったほどではないものの、「吸音スポンジ」に一定の効果はあるようです。
これはインチアップした時、もっと軽いアルミに出来れば(←高くて買えませ〜
ん)、もっと印象が良かったかもしれませんね。
操舵感については、この車の場合、もともと中立からのレスポンスは甘いのですが、
その特徴そのまんまでクセが無くて良いです。
路面の凸凹、轍などに若干ステアリングを取られますが、これはタイヤのせいという
よりインチアップのせいかと。
過敏ではないので、問題無いです。
また、グリップに関しても問題無し。
多少速度を上げた峠道でも、アクセラの特徴どおりFFのクセも押さえ込まれて素直
に曲がり、急にグリップが抜ける事も無く操作もしやすいです。
技量が無いので限界までは試せてませんが、普通のドライバーが「それなりに頑張っ
てドライブしてる」程度では問題無いタイヤかと思います。
現在、装着後4000kmを越えましたが、印象は変わらずです。
本音はもっとロードノイズが静かになって欲しいのですが、効果も体感出来ました
し、値段を考えると合格点を付けたいと思います。「バランス志向」で誰にでもお薦めできるかと。
吸音スポンジが有るが故の「パンク修理の困難」さが心配されますが、まあ滅多にパ
ンクなど無いだろうと割り切ってます。
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