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2000.05.13
車種 平成6年式 ローレル
新規購入タイヤ ダンロップ ル・マン(LM701) 195/65R15
交換前のタイヤ (純正装着)ダンロップ WINDSOR G3 195/65R15
購入動機 新車装着タイヤが6年を迎え、溝はあるがクラック等目立ってきたため。
選択理由 ホームページで評判が良かった。ブリジストンGR7000は高かった。(13,900円)
購入金額 1本入れ替えバランス工賃込みで¥1,1000(税別)
購入場所 (ダンロップ系列の)オートランド某店
そこで買った理由 専門店だったため、信頼が高いと思った。
 
他の方が同じ被害に遇わなければ幸い

こんにちは、村上さん。

おかげさまで、先日クレーム交換を行いまして、一応の決着を見ました。しばらく購入はありませんが、HPは見つづけたいと思います。また何かありましたら、メールしたいと思いますので、そのときはよろしくお願いします。

また、これを読まれる皆様、はじめまして。

以下にインプレッションを書きます。このインプレッションを書くことで、他の方が同じ被害に遇わなければ幸いです。

事の始まりは、スタッドレスから夏タイヤに交換しようと思ったことから始まります。

何せ6年も使っているので、サイドに無数のクラックが入っています。これは交換しようと思い、このホームページで評判の良いLM701かGR7000にしようと思いました。まず、それぞれのメーカーの系列店へ行ってみました。

ところが、BSの系列店でGR7000は発売したばかりで高いことを知り、LM701は性能の割に価格はお手ごろ。そこで(ダンロップ系列の)オートランド某店で交換をお願いしました。

手際よく作業をして、系列専門店にお願いしてよかったな、と思いながらタイヤを見てロットナンバーを見たのですが、X(エックス)と数字が3桁しかない(X098,X088)。変わったロットナンバーだな、と思いながらも、最後にタイヤワックスまで塗ってくれて、本当に親切だなと思い満足していました。

その夜、雨が降り翌朝タイヤを見てみると、なんと黒いタイヤが茶褐色になっているではありませんか!そう、タイヤワックスを塗ったのは親切心からではなく、茶褐色を隠そうとして塗ったいたのです。

B級品をつかまされた!と思い、早速村上さんへメールし、ロットナンバーの読み方を教えていただきました。

「ダンロップの場合MX8369やEK4529、EK91100というような刻印がないですか?これは最後の三桁あるいは四桁のみ注目して、99年の36週、99年の52週、2000年の 11週に製造という意味です。(ウチの店頭に置いてある)99年、2000年生産の商品はすべてこうなっている。ロットナンバーX098,X088は書式表示が違う。ただ、それ以上は分からないので、メーカーに問い合わせたらどうか?」との回答をいただきました。

ダンロップのHPへ質問のメールをして、回答がきたとき、ガク然としました。2年以上前のタイヤだったのです。

メーカーの言い分は「社内規格で4年以内であれば出荷・販売可としているので問題ない。茶褐色については、気になる方も一部にいるので改良中です」との回答を送ってきました。

このときオートランドで購入したことはメールしなかったものの2年以上も前のタイヤを平気で販売する販売店・それを正当化しようとするメーカー、共に怒りでいっぱいでした。茶褐色は経時変化でなったものだし、気になるお客もいるから ..など本当にとんでもないいいわけだと思います。

再度村上さんにメールしました。メーカーがこう回答した旨伝えて、どう対応するか聞きました。「タイヤの場合、『製造して何年までの商品なら市場に出して良い』というような法的な規定はなく、ある部分メーカー社内規格を4年と定めているなら『ああ、そうですか』と諦めざる得ない。また、通常に仕入れて、良く見たら昨年製造のタイヤだったという事は(特に5月ぐらいまでは)ありがち。ただ良心というか商売のモラルの問題として通常二年以上も前に製造したタイヤを(特価商材としてでなく)普通に売るのは、どうかと思う。」という回答をもらいました。

つまり、
●このまま諦めて二年以上前に生産したタイヤを履き続けるか、
●メーカーなり販売店なりの「販売のモラル」に訴えて無料で交換してもらう
の二つの選択が考えられました。

店頭に並んでる、タイヤって何時生産されているのか興味が沸きました。仮に二年も三年も前に生産されたタイヤが当たり前に販売されているなら、今回のことも諦める気持ちも多少はありました。検証のために(?)近くのイエローハット・オートバックスに行きましたが、2000年製造を示すロットナンバーが刻印されたタイヤが所狭しと並んでいました。

量販店よりタイヤ専門店の、しかもダンロップ系列のオートランド店ほうが信頼がおけると思い、そちらを選択したのですが、裏切られた思いでした。

これで決心がつきメーカーに「オートランドではこのような良心の無い商売をし、メーカーはそれを容認するのか」とのクレームのメールを入れました。

それから3〜4日たってから、住友ゴムの方から電話をもらいまして、陳謝とタイヤの交換の申し出を受けました。

いろいろと不満をぶつけたのですが、「社内規定にしたがって販売した結果、偶然古いタイヤを販売してしまった。故意(在庫処分)ではない。」との一点張りでした。

何か釈然としませんでしたが、無償で交換するとの事だったので納得し交換に応じました。

その後、地区の営業所から電話があり、そこが窓口で作業は行われましが、その営業所が原因であること(古いタイヤであることが分かっていながら、販売店に卸した)が分かりました。

無事交換も終わり、今は慣らし運転をしていますが、今回の購入は大損でした。タイヤの性能はウェット性能・静寂性は満足のいくものでしたが、つかまされたものが最悪のものだったからです。

せっかくいい商品を開発しても、流通のほうで足を引っ張ることをしたのではシェアは拡大しないと思います。

BS以外の系列店は、苦戦していると本社の方は言っていましたが、こういう事をしたのでは、なおさら量販店に客をとられると思います。(次、交換するときにオートランドに行くか?と聞かれたら、ハイ、とは言えません。)

今回のタイヤ購入では、いろいろの意味で勉強になりました。皆さんもタイヤを購入される際は、せめてロットNoだけでも確認されることをお勧めします。

これは村上さんにお願いですが、HP上でロットNo(製造年)の読み方などを紹介されてはいかがでしょうか?ご存知の方もいらっしゃることと思いますが、食品とは違い、すぐに分からない表示になっていますので。

長文になりましたが、これで失礼します。

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